2019/08/23

横浜、本質の住宅をめざして

終日横浜、スタッフを連れ立ち横浜市内に集中している竣工間近の数物件を、
クライアントさんとともに視察。

いずれも完成在庫なしの人気物件。
敷地形状を生かしたユニークな住棟配置に、質・量ともに充実している共用部空間、
ガラス張りで外部に開放された“貴族”部屋とよばれる住戸、
4メートルも奥行きがあるバルコニーに、
10メートル級の高木が惜しみなく植えられた植物園のようなランドスケープなど、
通常のマンションでは考えられない非日常を、
ぼくたちの手の届く価格でリリースしているところに
人を惹きつけている秘密があるのだと思う。

定着したファンがあるブランド価値に固執せず、
スピーディーに商品を進化させていくスタイルも、
日本の不動産業には珍しい。

デスクワークで物件のデザインに係わったスタッフには
実際に目の当たりにでき、良い刺激と勉強になっただろう。
建築デザインは都市の景観も同時にデザインしているということを
実感してくれればうれしい。

住宅市場は自由度とオシャレ度が高い中古リノベーションが活況。
新築を供給するデベロッパーさんは立地やスペック、ブランドにとらわれず、
今の消費者が手の届く価格で、このような“本質”の伝わる建築を供給すれば
海外からの購入者も含め、これからの新築市場を作ることが出来る。


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