2018/11/30

見て知る中国

おぼろげな記憶では以前大連を訪れたのは15年以上も昔の事。
300メートル超の高層ビルが林立し、大きな車道も整備され
すっかり眺めは変わっているが、
ホテルから見下ろす、テレビ塔が小山にそびえる景色だけは変わらない。
ジオラマっぽくてなぜか頭にこびりつく景色。

今回も15年昔と変わらず、現地法人の社長さんに出迎ていただいた。
但し今回は立派に成長した社長のご子息がそこに加わっている。
時間の経過を感じる。

目的の新しい工場は市内からハイウェイで2時間飛ばした工業団地。
移動中途切れること無く、超高層マンションの“束”が目に飛び込んでくる。
ざっくり見積もって1万戸はゆうに集合している住宅の“束”

つい半月まえに走っていた、アメリカの寂しいハイウェイ沿いとは対照的。
日本のメディアでは中国経済の凋落を好んで記事にしているが、
なんのことは無い。ここまで登りきっていると、
凋落してもまだ日本のはるか頭上なんじゃないの。
そう思わずにはいられない。

たしか中国の漢書‥‥‥
百聞は一見に如かず‥‥‥確かにその通りだ。
百見は一考に如かず‥‥‥の件(くだり)も、確かにその通りだ。


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