2017/03/06

重森三玲のまわりの苔

京都でのデザイン案件がいくつか重なったので現場の下見へ。
賃貸も分譲もまだしばらくは京都ブームにあやかれるのかな。。。。

渋滞を避けるため裏道に入り込むと、ナビのモニター片隅に東福寺を発見した。
京都は意外なところに名寺があったりする。

御朱印帳持ってきてないなぁと思いつつ、
時間に余裕があるため少し寄り道を‥‥‥

東福寺と云えば重森三玲の庭がある。
苔の市松を見ようと近くへ駐車し境内へ歩く。
苔のことを考えていると、
歩く先々にその苔が目に入る。

塀の小段の上、坪庭のグランドカバー、
法地の表面、池の水草等々
重森三玲にたどり着くまでに苔でお腹がいっぱいになった。

禅寺の美しい小屋組や観音像、
そして紅葉に誰もが関心を寄せるだろうけど、
ちょっと足元の苔の碧さに気を付けてみると、
景観の味わいが深くなる。


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