2022/11/10

建築に外観はいらない!?

思わずどっきりするタイトル。
建築家、石井修生誕100周年の個展テーマ。
建築の外観デザインを生業とする僕たちにはけっして受け流しできないな。

石井修先生の建築は自然との共生。
ウチの町内、目神山には石井修先生のご自宅があり、
たくさんの石井作品が立ち並ぶ坂、「12番坂」がある、
その通りの家々は自然に溶け込み、通りからほぼ姿が見えない設計となっている。
12番坂の景観は歩いてみるととても木々が眩しく美しい。
住まい手がそこで快適に過ごせているのであれば素晴らしいこと。

表面的にSDGSを標榜する最近の集合住宅も、
いつかは経済の追求を休め、
自然共生となる日が来ると面白い。
石井作品のように。
そうなれば僕たち。。。。
廃業だな。。。。。