2019/10/26

家主の執念―受水槽編

所有するマンションの受水槽が激しく漏水している。
ポンプを3年ほど前に交換したばかりなのに‥‥
水難が続くなぁ(泣)

お世話になる業者さんいわくFRP製タンクの経年劣化。
漏水箇所の修理は不可能で受水槽全体の交換、
もしくは直圧式へのシステム入れ替えという。
いずれにせよ3ケタの大工事となる。

受水槽が新しくなっても入居者さんにとってほとんどメリットは無いだろう。
新しくなったからと言って家賃に転嫁する事もありえない。
大がかりな工事はその入居者さんに迷惑もかけてしまう。
「出来れば、出来れば修理で済ませたい」
そのひたむきな一心でパソコンへ向き合うと‥‥
居るもんです、やはりその道の専門業者さんは。

専門業者さんによると、
受水槽のサクション管(バルブ)や亀裂周りを交換、修復し、
タンクの内部を新たにライニング、つまりコーティングして
5年保証も付けてもらえる。
そしてコストは全交換時の3分の1程度ときた。

これほどありがたい業者さんはない。
泣きたいほど頼もしい家主の味方だ。

今日も入居者さんは普段通り生活水を利用している。
その陰にコストと格闘する家主の執念があることを知る由もない。
いいんです‥それで。


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